記憶喪失の少年と、賞金稼ぎの娘っこの日記。
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「だって、終わっちゃうんだよ、そこで。その人の、すべてが。」
「そういうことに、なりますね」
「怖くない?」
何か言いかけた彼女を遮って、言葉を続けた。
「君が鞄に詰め込んでいるその指名手配書がもし間違っていたら、とか。
そうしたら、全く罪のない誰かの人生をそこで終わりにしてしまうんだよ?
君は、何を信じているの。何故怖くないと言い張れるの、君は、」
「ベガさま」
今度は、彼女が遮る。
「生きるためですから」
「…生きるため」
「私は。人を売ってお金を手に入れて生きているんです、だから。」
視線が空を泳ぐ。何も無いのは分かっていたが、思わず目で追ってしまった。
「私にとっては、牛や豚や、鶏を食べることと何も違いません」
ふふ、とやはり、とても優しく笑った。
母と言うものがどのような存在か、僕には分からない。
でもきっと、母と言う生き物はこのように笑うのだろうと、思った。
「ベガさまは、何も恐れないでいいのです。まだ、子供なのですから」
そう言って、頬を優しく撫でられて、驚く。
彼女の指は、とても細かった。そしてその細い腕には、いくつもの傷が刻まれていた。
子供扱いしないで、その手を退けて、目を逸らした。
彼女の表情は見えないが、きっと笑っているのだろう。
ん~ふふふふー。
なんか難しい話してるなぁ。
ベガよ(自分で注いで飲みつつ)
戦場じゃあよ、迷っちゃなんねぇ。
迷った時は大体死神が自分の上に来てる時だ。
信念を曲げるな、じゃねぇと飲み込まれちまうからな。
とと、酔ってると説教臭くていけねぇ。
そんで、あとお前さんに言いたいことがある。
たまにはおいちゃんに触れてくれよなー
おいちゃん、こーみえて寂しがりなのらっ!
今回は罰ゲームって事だから大人しく抱かれとけよー?
(だきゅり)